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藤崎町 移住支援担当

10/4(金)~10/6(日)「おためし地域おこし協力隊」が開催されました!!

更新日:10月18日

104日から23日で、「おためし地域おこし協力隊」が開催され、東京と北海道から1名ずつの計2名が参加されました。お天気に恵まれた3日間、秋の藤崎町で体験していただ内容をご紹介します。


【1日目の体験】

まずは、藤崎町役場経営戦略課の川田さんによるオリエンテーションで、3日間の流れや藤崎町の取組が紹介され藤崎町の全体像を把握。


【自己紹介する東京からの参加者さん】

 

【自己紹介する北海道からの参加者さん】


 【シャインマスカット収穫体験】

その後、農家の石澤さんにて、シャインマスカットを収穫体験。農作業で園主が立ち会いできなかったため、果樹農家で藤崎町地域おこし協力隊OB兼撮影担当のしょーえーさんにビニールハウス栽培と露地栽培の違いやシャインマスカットの作り方などお話しいただきました。


◎参加者の声

・暖かい地域の果物だと思っていたシャインマスカットが、藤崎町で栽培されていることに驚きました。

・味も大きさも素晴らしく、とてもおいしかったです。路地栽培をされている吉田(しょーえー)さんからいろいろと説明をしていただき、高価なことに納得です。

 

【町長を表敬訪問】

その後、藤崎町役場にて町長を表敬訪問。

参加者のお二人は緊張の面持ちでしたが、話が盛り上がって予定時間よりも15分もオーバー。

いったい、どんな話をしていたのでしょう?

 

【アパートの内覧会等】

表敬訪問後は藤崎町内のアパート内覧にて、藤崎町での暮らしのイメージや冬の暮らし方のイメージを膨らませてもらいました。

◎参加者の声

・内覧で実際に設備の違いを見ることができて良かった。新築物件は少ないと聞いていたので、古いアパートや戸建ても見てみたかったです。

・雪の降る町で、家の作りの異なる点、光熱費のことについて知ることができました。


【交流会】

 そして最後は、ダイニング輪にての交流会!

地元食材を使った美味しい料理とお酒を酌み交わしながら、初対面とは思えないほど雰囲気に馴染んでいました。しかも、この日が誕生日の参加者さんがいて、町長の粋な計らいにより急遽お誕生日ケーキが用意されました。「初めての土地で初めての人たちにお祝いしてもらって感激!」と喜色満面の参加者さんでした。


◎参加者の声

・皆さんに暖かく迎えていただき、楽しい交流会でした。町長が他のお客さんに気さくに話しかけ、店内が明るい雰囲気となっていたのが印象的でした。

・話しやすい環境で意見を交換することができました。

 

【2日目の体験】

2日目の午前中は、藤崎町でまち歩きガイドを行っている「ふじさんぽの会」の メンバーが、サイクリングをしながら藤崎町のことやりんごのことなどご紹介。


【リンゴカにて】

この春、廃校を利活用してオープンしたリンゴカを見学し、りんごのあれこれについて学習。



【自転車で藤崎巡り】

リンゴカの見学が終わったら、さっそ自転車で町巡りのスタートです。


良い天気に恵まれて、サイクリング中、頬にあたる風がめちゃくちゃ気持ちよかったそう。

途中、ふじ原木公園や唐糸御前史跡公園などに立ち寄り、それぞれの歴史について説明を受けました。


◎参加者の声

・リンゴの歴史を知る良い機会となりました。リンゴカを見てから原木公園で説明を聴くことによってより理解が深まりました。

・リンゴの木がすぐそこにある景色の中を自転車で回るこの企画は、藤崎町の魅力をじかに感じられてとても良かったです。ふじの原木や歴史等のお話も興味深く多くの人に知ってもらいたいと思いました。


【わんどおらんどで体験と昼食】

お話ししながら到着したのは、昼食会場の「あそべるりんご園 わんどおらんど」。

この場所、見た目は普通のりんご畑のど真ん中ですが、お手製のピザ窯やりんご畑一帯を眺望できるやぐらのある遊び場なんです。

わんどおらんどオーナーや藤崎町地域おこし協力隊の協力で、素敵なアウトドア昼食会場になっているこの場所で、手作りピザや炭火もつ焼きを堪能。

さらにわんどおらんどオーナーの粋な計らいで囃子の笛演奏も披露いただきました!


【炭火でモツを焼く~】


【オーナーによる笛の演奏】


 ◎参加者の声

・りんご畑で食べるピザもお肉もとても美味しく、搾りたてのジュースも最高でした。りんご園の方が作業の合間に笛の演奏をしてくださったことも嬉しかったです。

・りんご園のやぐらに登って観た岩木山がとても綺麗でした。


【ねぷたの絵付け体験】

 2日目の午後は、かさこハウスにて藤崎町地域おこし協力隊OGのかさこさんを講師に金魚ねぷたの絵付を体験。ロウ書きってかなり難しくて、みんな悪戦苦闘しながら各々の感性でオリジナル金魚ねぷたを作りました。小さいサイズでもこれだけ難しいんだから、通常のねぷた・ねぶたの絵師さんは本当すごいってことを実感。今後のねぷた・ねぶたの見方が変わりますね。


【真剣なまなざしで絵付中】


【完成!!】

 ◎参加者の声

・アートの作成は10年ぶりで楽しかった。ねぷた祭りの準備について聞いた話がとても心に残りました。手作業がたくさんありますが、文化を大切にしているのが良くわかりました。

・ロウを使った絵付けはとても筆遣いが難しく、伝統工芸品の奥深さを感じました。



【津軽の郷土料理と津軽弁】

2日目の最後は、「農家サロン夏菜」のきんばぁちゃんによる津軽郷土料理づくりと津軽弁です。

参加者のお二人は、イガメンチ(イカをミンチにし、玉ねぎ等の野菜を混ぜ合わせた揚げ物)と人参の子和え(人参の千切りに塩たらこを和えて炒めたもの)作りを体験。


【叩く、スリスリ】

きんばぁちゃんに「もっと叩いて」と言われながら、懸命にイカを叩く参加者さんと、ひたすら人参の千切りに必死な参加者さん。


【あっつ~い!】

揚げたてのイガメンチを試食中のお二人。声も出ないぐらい熱かった模様。


【お赤飯?】

津軽地方のお赤飯は、ごはんが甘いのが特徴です。きんばぁちゃんが特性の栗入りお赤飯を作ってくれました。この栗もきんばぁちゃんの畑でとれたもの。秋の実りをいただきました。

津軽弁は話すことはもとより、聞き取りがとっても難しい方言。だけど、みんな笑顔で幸せな顔。みんなで作ってみんなで話してみんなで食べる素敵な時間となりました。


【最後に皆で記念撮影】

 ◎参加者の声

・検索すると津軽の家庭料理で必ず出てくる「イガメンチ」。

 ずっと食べてみたいと思っていたので作る体験ができて感激でした。

・津軽弁をききながら食卓を囲めて、まるで住んでいるかのような感覚になれました。


【3日目の体験】

いよいよ最終日。この日は、参加者のお二人は、14時には帰途につきます。


【体験の振返り】

移住者をゲストに迎えて、滞在中の写真を見ながら体験を振り返りました。写真に言葉が加わると説得力ありますね。ゲストの方にもよ~く体験内容が伝わったようでした。

 


【移住者との交流】

その後、町内の移住者と交流会を実施。参加者のお二人からは、23日では体験できなかった冬の暮らしや買い物など日常生活についての質問がありました。移住者からは、実際、移住してみて良かったところや大変だったところなど率直な感想やアドバイスが。時間が足りないなって思うぐらい話が盛り上がってました。

 ◎参加者の声

・移住者から直接お話を聞くことができて、とても参考になりました。

・買い物やごみの出し方、病院、雪事情など細かいところも教えていただき住みやすそうな印象を受けました。


【地域おこし協力隊や移住について】

 弘前圏域移住交流デザイナーの野口さんを講師に迎えて、地域おこし協力隊制度についてお話しいただきました。後半は藤崎町地域おこし協力隊募集要項を見ながら経営戦略課の川田さんと簡単なトークセッションをしていただき、藤崎町での活動の仕方や体制などお伝えすることができました。


 ◎参加者の声

・協力隊としての心得や考え方、実際にあったトラブルなどについてのお話もあり、とても参考になりました。


最後はみんなでランチを食べて、今年度の藤崎町おためし地域おこし協力隊は閉幕となりました。


【また、来てね~】

すべてのプログラムが終了し、お二人は北常盤駅へ。

郷土料理を教えてくれた「農家サロン夏菜」のきんばぁちゃんも見送りに駆けつけ、感動のお別れになりました。また、藤崎町に来てね~。


編集後記:

昨年は、冬に行ったお試し地域おこし協力隊。今年は10月の開催となりましたが、この時期と冬では全く景色が違います。できれば、夏と冬両方体験していただくのがベストですが、実際問題はなかなか難しいですよね。いずれにしても、藤崎町の魅力は十分に伝わったはず。

また、再会できることを切に願います。

 

取材日:令和610 17 日(木)

執筆者:移住定住コーディネーター 桜庭 幸子

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