ときわはやし保存会 ねぷた囃子の練習開始!!
更新日:2022年12月14日
こんにちは。
青森県藤崎町移住定住コーディネーター 桜庭です。
先日、行われた藤崎町常盤地域・ねぷた囃子の練習風景をお伝えします。
練習は、日も暮れた19:00から常盤コミュニティセンター前で始まりました。練習は外で行うということで、太鼓を準備します。
【写真:セッティングされた2台の太鼓】
練習の中心となっているのは、「ときわはやし保存会」の皆さんです。コロナ禍で中止の時もありましたが、月1回の練習を継続しています。そんな皆さんの活躍の場は、「1月の年縄の奉納」「権化様」「ねぷた祭り」です。今年は、3年ぶりのねぷた祭りということで、皆さんも心待ちにしていました。
「笛」担当のお一人が「ねぷた囃子は3年ぶりに吹くので、忘れてしまったかも」といいながら、楽譜を確認していました。ここ常盤地域のお囃子は、黒石ねぷたの流れを汲んでいるそうです。お囃子の種類は、「すすめ」「とまれ」「もどり」の3種類です。
【写真:ねぷたばやしの楽譜】
笛を吹き始めると、それに合わせて太鼓と手平鉦(てびらがね)もなり始めました。
【写真:手平鉦(てびらがね)】
筆者も、久しぶりのねぷた囃子です。これまでは、青森市のねぶた、五所川原市の立佞武多しか聞いたことがなかったので、初めて耳にする常盤地域のねぷた囃子は、とても新鮮でした。地域によって山車・お囃子が異なるのもねぷたの楽しみの一つですね。しばらくすると、お囃子につられて近所の小学生兄弟もきてくれました。
【写真:手平鉦(てびらがね)を演奏するこどもたち】
練習も終盤です。最後に「すすめ」のお囃子で締めくくります。
運行当日は、15人が囃子方をつとめます。本番当日が待ちきれませんね。
動画は真っ暗ですが、お囃子の音を楽しんでください。
【動画:真っ暗な中、笛・太鼓・手平鉦(てびらがね)の音が響きます。再生時間:41秒】
ときわはやし保存会のみなさま、今日はありがとうございました。
運行日を楽しみにしています。
取材日:令和4年7月27日
執筆者:青森県藤崎町移住定住コーディネーター 桜庭 幸子
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