地域おこし協力隊 大和田賢吾さんの活動紹介(第2弾)
更新日:12月11日
令和6年1月に地域おこし協力隊に着任した大和田賢吾(おおわだけんご)隊員。
前回は、着任後間もない3月に大和田隊員を紹介しました。
あれから半年。その後どのような活動をしているのでしょうか?
<プロフィール>
お名前:大和田賢吾(おおわだけんご)
出身地:埼玉県さいたま市
趣味等:中学ではサッカー、高校時代は軽音楽部所属しバンド結成
【着任直後の大和田隊員】
この写真は着任直後の大和田隊員です。藤崎町に移住してから食べ物が美味しすぎて10キロ太ったそうです。
<夢はずっと小学校教諭>
学校の先生(何事にも全力で取り組んでくれて熱血)に憧れて教員を目指し、小学校の教員免許を取得。社会人経験を積み、より深い知識と経験を持ってから教壇に立ちたいと思い、異業種に就職を決めました。協力隊卒業後は小学校教諭を目指します。
<ミッション>
大和田隊員のミッションは大きく二つあります。
一つは、「暮らし観光による誘客」。もう一つは「ふじさき産品のPR」です。
ミッションをクリアすべくいろいろな活動をされていますが、今回はその中から主な活動をご紹介します。
<動画でふじさき産品の魅力をPR>
3月時点で3本の動画を投稿されていましたが、その後も続々と動画を投稿しています。
ちなみに、藤崎町の産品としては、りんご、にんにく、アスパラ、お米、たまご、大豆、とまと、きくらげなどが有名です。数々のふじさき産品がどのようにPRされているのでしょうか?
まだ、ご覧になっていない方、ぜひ、ご視聴くださいね。
<動画はこちらから>
大和田隊員は、自ら企画するイベントの他、協力隊仲間との共同開催、町や他の団体が主催するイベントへのブース出展など、積極的に活動しています。その中から、自主企画した活動をいくつかご紹介します。
< やぐらづくりワークショップ(6/16)の開催>
「あそべるりんごえん わんどおらんど」は、2020年にりんご畑の空いてるスペースを有効活用してスタートしたものです。「この場所が私たち俺たちみんなのワンダーランドになるように」というオーナー吉田 浩祐(ヨシダ コウスケ)さんの願いが込められています。以前からやぐらが設置されていましたが、「もう一段低い場所にも棚を設置したい」というオーナーの想いを汲んで、子ども好きな大和田隊員がワークショップを開催しました。
この子ども向けワークショップは、「やぐらづくり」をはじめ「りんごの枝を使ったフォトフレームづくり」「水鉄砲遊び」「ピザづくり」など盛りだくさんで、子どもたちは大喜びでした。
【暑そう!!】
ピザ窯に火入れする大和田隊員。
【黙々と作業中】
やぐら台に板を打ち付ける間隔を決めて、穴あけの場所に目印となるテープを貼る子どもたち。
この後、初めての電動工具を使いこなし、見事な腕前で板を打ち付けていました。
【記念写真】
最後は、完成したやぐらで記念写真。
※この後、みんなで決めたやぐらの名前は「やぐらタン」になりました。
<中止に終わった農家さんとコラボした収穫体験(7/7)>
青森県初の木造ビニールハウスで主にミニトマトを育てているベジ・ファクトリーと協力して、「収穫体験×BBQイベント」を企画していた大和田隊員。ところが、天気予報では雨の確立が大。着々と準備を進めていたものの、安全面に対する懸念から中止することを決断したのだそう。室外でのイベントはお天気に左右されがちですね。筆者も楽しみにしていたのでとても残念です。来年もチャレンジするそうなので、楽しみに待ちたいと思います。
【使われなかったBBQ会場】
2組7名の予約者のために準備したバーベキュー会場。来年こそは、活躍して欲しいですね。
<水鉄砲サバイバルゲーム(8/24)>
町内外から30名の参加者が集まった水鉄砲サバイバルゲームは、「あそべるりんごえん わんどおらんど」周知を目的として開催したそうです。「多くの方に知って頂き、いろいろな形で利用して欲しいという想いがありました。何より嬉しかったのは、町外からもたくさんの参加者が集まったことです。友達同士・親子での参加者といろいろでしたが、大人も子供も本気になって走り回っていました。参加者の皆さんにとって、ひと夏の思い出に残ってくれたら嬉しい限りです。」と話してくれました。無限の可能性を秘めたこの場所で、また何か新しいこと企画してくれそうですね。
【攻守の駆け引き】
【びしょ濡れの記念撮影】
この他にも、「子ども夏祭り」「藤崎町子ども食堂」や「青森つながるフェスティバル」「ふじさきハロウィン」「フジロックフェスタ!2024」「コスモス音楽」等の各種イベントで様々なブースを出展し藤崎町を盛り上げています。
<高校生と一緒に町歩き>
高校生と一緒に町歩きをしたときにも、サービス精神旺盛な協力隊の大和田隊員と工藤隊員が藤崎町のマスコットキャラクター「ふじ丸くん」と「ジャン坊くん」の手作りお面で散歩をサポート。
編集後記:
大和田隊員は、着任してまだ1年未満ですがすごい活動量です。2年目となる来年、さらなる活躍に注目していきたいですね。
掲載日:令和6年12月10日(火)
執筆者:移住定住コーディネーター 桜庭 幸子
Comments