藤崎町地域おこし協力隊 工藤光さんの活動紹介(第2弾)
今回は、4月に藤崎町協力隊に着任された工藤光隊員の2回目のご紹介になります。
前回の活動紹介は7月でしたので、8月以降で主に自主企画された活動を中心にご紹介します。
【プロフィール】
名前:工藤 光(くどう ひかる)
好きなこと:祭り、息子妊娠まではYOSAKOIしてました!
<工藤隊員の想い:地域ぐるみで子育てを>
『藤崎町は子育てをするのに最高の町です。どこにでも行き来しやすいため、高校・大学等の進学、就職の際にも選択肢が広く、妊娠期からお子さんの就職後まで、長く親子で暮らしやすい町ではないでしょうか。
また、地域住民同士の距離が近く温かい。安心安全が確保されてこそ「挑戦してみたい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちが湧いてくると思います。
ネット環境さえあれば誰とでも繋がれる現代、アナログな人との繋がりこそが人生の豊かさに繋がっていくと感じます。
地域全体が協力体制で物も悩みもシェアできて、安心安全に子育てできたら、子どもたちもイキイキと自分らしさを発揮できる、そんな町の未来は絶対明るいです。
これは新陳代謝の激しい都会ではできません。歴史文化があり、地域に根ざして活動する人たちがいて、子育て世帯が住みやすい藤崎町だからこそできると思います。皆さんの「こんな地域だったらいいな」「こんな取り組みがあったら子育てしやすいのに」という声を聞かせてください。
そして【地域ぐるみの子育て】に共感いただける方はぜひ一緒に活動してみませんか?』
こんな熱い想いを胸に日々活動している工藤隊員ですが、町の方の声を集めるため地域おこし協力隊として、目安箱を設置しています。ご意見、質問その他なんでもOKです。ぜひ、目安箱をご利用下さい。
【目安箱はこちらから】
<8/17(日) リトル・ママフェスタ>
工藤隊員は、着任前からファミリーイベント「リトル・ママフェスタ」を青森県に招致しようと苦心してきました。その努力が実って青森産業会館で開催の日を迎えることができ、藤崎町のPRブースを出展することができました!
PRブースで設置したクレーンゲームは、長蛇の列ができるほどの大人気。これは、子育てアンケートに回答したら素敵なふじさき産品が当たるというもの。「アンケート記入してくれる人がいるかな?」と不安を抱えていましたが、思いの外の人気ぶりにビックリ! 結果、PRブースの来訪者は200名を超え、嬉しい悲鳴をあげたとのこと。藤崎町の暮らしや特産品のPRは大成功に終わりました。
<9/3(火)タタミビト>
彼女が定期的に開催している「タタミビト」。育児中のママさんたちが集まるこの場は、おさがり交換会で寄付いただいたベビー・キッズ服の仕分けをするだけでなく、ママたちが本音トークできる交流の場となっています。
まさに、工藤隊員の狙いはそこにあるようです。会話の中に出てくるママたちの悩みを心にとめて課題を拾い上げ、次へ繋げるタネにしているのだそう。どんな活動に繋がっていくか楽しみですね。
<9/29(土)おさがり交換会>
着任してから2回目となるおさがり交換会。今回は、「藤崎停車場通りけやぐ組」「ブックスタート友の会」「藤崎町地域おこし協力隊」での共催、町の後援を得ての大規模開催となりました。
この日は筆者も会場に足を運びましたが、開場時間前からお客様があふれていてびっくり。
おさがり交換会の他、ふわふわ遊具、昔の遊具での遊びコーナー、育児の専門家による無料講座、手形アート、農家さんの野菜販売、がっぱらもち、キッチンカーなど多彩なコーナーで、ご家族で楽しんでいる姿が印象的でした。
そして、この日の来場者は300名以上に上り、「藤崎町でおさがり交換会が開催されてうれしい」「無料なのに品質がとても良い」「今後も続けてほしい」など嬉しい声を数多くいただいたようです。
<10/19(土)秋の親子でスムージー作り体験会>
10月は実りの秋。藤崎町で採れる果物や野菜を使った食育イベントを企画・開催しました。この日のために、事前に食の専門家を交えてスムージーの試作も行い準備は万端。りんご、かぼちゃ、さつまいもなどの素材だけで満足な味わいになったとのこと。
来場された方からは「子どもが偏食なので嬉しいイベントです」「朝食に作ってみます」等の感想を頂きました。また、このイベントのために青森市からの来場者もいたとのこと。もう、藤崎町だけに留まらないイベントになっていきそうですね。これからも食育イベントは形を変えて継続していくそうです。
<10/26(土)、10/27(日)ふじさきハロウィン>
ふじさき食彩テラスで行われた「ふじさきハロウィン」で、工藤隊員は「よさこいステージ」を担当。YOSAKOI演舞を披露してくださるチームとの出演交渉から始まって、当日はチームのアテンドからステージ運営と大忙しでした。演者全員と観覧者が一緒に踊る総踊りでは、踊り子さんたちが仮装で登場し一味違うYOSAKOIに会場は大盛り上がり。もちろん、YOSAKOIが趣味の彼女も熱血演舞♡
その他にも「コスモス音楽祭」では運営に関わり、ステージパフォーマンスで「秋桜(コスモス)」を歌って場を盛り上げ、ふじさき秋まつりでは「おさがり交換会」ブースを出展するなど意欲的に活動されている工藤隊員でした。
編集後記:工藤隊員の紹介を終えて思ったのは、「なんとパワフルなことか」でした。一児の母として子育てしながらの活動です。今後も「地域ぐるみの子育て」を目指していろいろな企画をしてくれるのではとワクワクしながらその活動を楽しみにしたいと思います。
掲載日:令和6年12月13日(金)
執筆者:移住定住コーディネーター 桜庭
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